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スタッフブログ

2021年10月05日 更新

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就職活動体験記

M.Tさん / 公務員(行政)


M.Tさん

薬学部薬学科
2019年3月卒業

公務員
資格免許職(薬剤師)

千葉県庁 内定
 
就職活動をはじめた時期 5年次3月
最終合格発表 8月末

就職活動の流れ

就職活動全般について

 5年の病院・薬局実習をきっかけに、自分の持つ専門性を幅広く活かしたいと思うようになったため公務員を志望するようになりました。  就職活動に向け、私が最初に行ったのは自己分析でした。自分に合った職業を見つけるためには、まず自分自身の性格や長所・短所を整理し、それを参考にして各業界を見て回ることが効果的だと考えたからです。最終的に、自己分析の結果は就職先を決めるためのよい材料となるだけでなく面接カードやエントリーシートの作成に必要となるため、早いうちから取り組むことが重要だと思います。
 自己分析と並行し、市販の問題集を使って公務員試験の勉強をしました。卒業研究との兼ね合いもあることから、通学中の電車内などのようなすき間時間を有効活用するよう努めました。合格に向け、ただひたすら問題を解くのではなく苦手な分野を重点的に勉強するために、自分が得点しやすい分野とそうでない分野を分けることからスタートしました。限られた時間の中で確実に力をつけるためには、どれだけ戦略的かつ効率的に勉強ができるかがポイントになると思います。


就活初期について

 就活初期は、あえて具体的な希望就職先を設定せずに自己分析と業界研究に注力しました。初めのうちから希望就職先を設定すると、より興味のある仕事を見逃してしまう可能性があると思ったからです。
 自己分析をしてみると、「自分はこんな性格なんだ」と客観的に自分を見直すことができたうえに、「こんな業界が向いているかもしれない」と考えることもできました。また、過去の自分を振り返ることで今まで分からなかった自分の一面を発見することもありました。就活に向けて、まずは「自分のことをよく知る」ことから始めるとよりスムーズに就活を始めることができると思います。
 一方、業界研究は学内のイベントを利用して行いました。インターネットやパンフレットだけで情報収集をしようとしても限界があるため、様々な企業についてのお話を直接伺うことができる機会は学生にとって非常に貴重であると感じました。業界研究を通じて、自分の知らない業界について知ることができただけでなく、同じ業種であってもどこで働くかによってやることが異なるということなど、就活を始めるための重要な情報を入手することができました。また、仲間と情報を共有することでさらに情報が集まり、仕事への興味が湧いてモチベーションがあがることもありました。


求人情報について

 求人情報の取得には、主にインターネットを活用しました。公務員の募集はいくつかの区分が設けられている場合があるため、応募する区分を間違えないように注意が必要です。定期的にホームページを自分で確認し、余裕をもって応募するよう心がけることが大切だと思います。


説明会について

 説明会は、主に学内のイベントと合同説明会に参加しました。企業の方々と直接お話をすることで初めて分かることも多く、薬局やCRO、製薬企業などの業務について知るとてもよい機会だと感じました。また、同じ大学の友人だけでなく他校生と会話することで新しい発見をすることもあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。


実際の選考に際して

 私の場合、選考には教養試験、専門試験による第1次試験、そして面接による第2次試験がありました。
 教養試験は、とにかく過去問を解くことで対策をしました。専門試験とは異なり、大学ではまず学ぶことがないであろう問題が出題されるため、初見では戸惑うかも知れません。自力でどれだけ対策ができるかが全てであり、解いた問題の数が点数に直結すると感じました。過去問を解くことで自分の得意分野・苦手分野を明確にし、合格のための戦略を立てて点数につながる勉強を心がけると効果的だと思います。特に、歴史や経済などのような社会系の科目は完璧にしようとすると膨大な時間がかかるため、試験までに残された時間とよく相談しながら勉強するべきだと思います。
 専門試験は、薬剤師国家試験の勉強をすることで対策をしました。出題数自体は国家試験よりも少ないですが、それでも全範囲からまんべんなく出題されるので、早めにコツコツと勉強する必要があると感じました。
 面接試験は、キャリアセンターで練習をすることで対策をしました。私が行った対策の中で、この面接試験の対策が最も重要だと思っています。公務員は人柄を重視しているため、ここにどれだけ注力できるかが合否を分けると思います。基本的なマナーをはじめ、志望動機や自己PRなどといった重要な内容を整理することは非常に重要です。学内で行われる面接対策では基本的なマナーを丁寧に教えてくださるため、積極的に参加しました。また、事前に渡される面接カードに書く内容は本番のキモとなるため、何度も見直して修正を加えました。時には友人に見てもらい、改善点を探すこともありました。

大学時代の過ごし方

 大学に入学してから、私はイベントスタッフのアルバイトをしていました。参加するイベントは様々であり、仕事の度に新鮮な気持ちになれる点が好きで続けていました。また、一緒に働くメンバーが毎回異なるため、たくさんの人と話すうちに自然とコミュニケーション力が身についたように感じました。就活の前に様々な人に出会うことができた点は、非常によかったと思います。

 また、在学中は薬剤師の勉強だけでなく臨床検査技師の勉強もしていました。同じ医療系の仕事であっても、立場によって業務にどのような違いがあるのかが気になったことがきっかけです。どちらにも共通する内容もある一方で、薬学ではほとんど触れない部分を勉強することでさらに理解が深まることが多々あり、たまには異なる視点から物事を捉えるようにすることも大切であるということを学びました。

この業界を受ける後輩へ

 公務員の魅力は、自分の専門分野を通じて県民全体に広く関わることができる点にあると私は思います。公務員に興味がある方は、ぜひ一度業務内容や各自治体の取り組みなどについて調べ、自分がピンとくる就職先を見つけてください!

後輩へのメッセージ

 公務員を目指すとなると、採用時期が他の業種と比べて遅いということもあり長期戦になると思います。また、公務員試験の勉強と卒業研究が重なるため、それらを両立するための努力が必要となります。私は、公務員を目指すためには気持ちのオン・オフをきっちりと行うことが重要だと思います。やりたいことが複数重なると、それらを全て同時かつ完璧に行うことは至難の業であり、続けるうちに疲れてモチベーションが下がってしまいかねないと感じたからです。自分がやりたいことに優先順位をしっかりとつけ、勉強するときは100%勉強に集中し、研究するときは100%研究に集中するなどメリハリをつけるとモチベーションを維持しやすくなるかと思います。

 公務員試験の勉強は、科目の幅広さや見慣れない問題の多さなどと相まってどうしても時間がかかってしまうものだと思います。実際に、私は勉強にとりかかるタイミングが遅かったため、「もっと早くから余裕をもって勉強したかった」と思うことが多々ありました。もし少しでも公務員に興味があれば、すぐにでも対策を始めてしまってよいと思います。また、就活で不安なことや悩みがあればすぐにキャリアセンターなどに相談することをおすすめします。一緒に悩み、考えてくれる人が近くにいることはとても大きな心の支えになりますし、耳寄りな情報を入手することができるかもしれません。

 最後に、就活では大変なことやつらいことがあるかもしれませんが、めげずに自分が納得できるような就活を行ってください!