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スタッフブログ

2024年04月08日 更新

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就職活動体験記

M.Tさん / 病院(薬剤師)

M.Tさん

薬学部薬学科
2018年3月卒業見込み

病院
薬剤師職

聖路加国際病院 内定
 
就職活動をはじめた時期 4年次の3月
合同説明会に参加した数 8回
病院見学に参加した施設 7施設
内々定時期 6年次の10月
OB・OG訪問の有無 有り
インターンシップ参加の有無 有り
情報収集の方法 キャリアセンター、大学の先生、学内の合同説明会やイベント、学外の合同説明会での講座、見学会

就職活動の流れ

<就職活動初期~自己分析~業界研究~企業研究>
 4年生の3月に、研究室の先輩の話を聞いて、就職活動に興味を持ち、まずは学内の就職活動イベントや合同説明会に参加をしました。
 私は病院と薬局のどちらに就職するか悩んでいました。5年次は実務実習と自己分析、業界研究・企業研究をしていました。
 自己分析では自分がどのようなことをしたいのか、どのような働き方(ライフスタイルなども含めて)をしたいのかを考えました。また、実務実習、業界研究・企業研究を通して、自分が感じたことを大切にしていました。最終的には、それぞれの特徴をできる限り知り、自分の希望や感じたことなどを考えて、どちらで働きたいかを考えました。
 業界研究では、それぞれの業界の方に現場の話を聴きました。合同説明会、ランチョンセミナー、OB・OG懇親会で会った方や大学の先生方にお話を聴きました。現場の話を聴き、そのうえで気になることは何でも質問しました。皆さんどんな質問にもやさしく答えてくださりました。なので、勇気を出して様々なことを質問できて良かったなと思います。仕事内容や1日のスケジュール、患者様との関わり、やりがい、自己学習や休日のことなど気になることは何でも質問しました。また、私は緩和ケアに関わりたいと思っています。薬局と病院では緩和ケアへの関わり方も違いました。自分のやりたいことに、この業界ならどのように関わることができるのかを知ることで業界研究も深まりました。様々なお話を聴くことで各業界のことがイメージできるようになりました。業界研究を深く行うことで、面接などにも役に立ちました。また、同じ業界でも会社の規模によって、様々なことが異なっていました。なので、業界研究では、1つの業界でも様々な規模の企業のお話を聴くようにしていました。
 企業研究では、合同説明会や見学会に行き、それぞれの企業のお話を聴き、どの企業でも準備しておいた同じ質問内容について確認していました。それぞれの企業の特徴を知り、その企業では自分のやりたいことにどのように関わることができるかなどを知るようにしていました。また、企業の求める人材となりたい自分が重なっているかなども確認していました。中小企業だと合同説明会では出会えない企業もたくさんありました。なので、キャリアセンターに行って、棚にある企業の冊子を見たり、こういう企業を探していると相談しました。そうすると自分では探すことのできなかった中小企業も教えていただいて、知ることができました。

<実際の選考について>
・ES対策(添削)
 キャリアセンターで履歴書の添削を5回していただきました。1回目の添削では、ほとんどが書き直しになってしまいました。その後も書き直しを繰り返して5回目の添削でようやく完成しました。5回の添削は大変でしたが、履歴書は書類選考から面接までずっと見られていて大切なものだなと思いました。なので、書き直しが続くとつらいこともありましたが、キャリアセンターで手伝っていただいて良いものができたので、あきらめないで直し続けて良かったと思っています。
・面接対策(集団)(個別)(GD)
 面接練習もキャリアセンターで5回確認していただきました。1回目は絶望するくらいうまく話すことができませんでした。でも、それも練習を重ねて上達していきました。キャリアセンターの先生も1回目と全然違うねと言ってくれました。練習を重ねることはとても大切だと思いました。また、練習のたびに、相談にのってくださったり、励ましてくださったので自信をもって面接に行くことができました。他にも、面接対策は何をすればよいのか全く分かりませんでしたが、そのことについても教えてくださり、不安なく対策を進めることができました。

大学時代の過ごし方

 ・これをやっておいてよかった!
 とにかく行動したことです。様々な就活イベントに参加しましたが学びがない時はありませんでした。どんなに小さなイベントであっても行くと、たくさんの学びや気づき、出会いがありました。合説などでは学生との交流もあり刺激を受け、モチベーションにもつながりました。また、合説の講演会や大学の臨床系の先生に教えていただいた講演会などに参加すると、普段は会うことができないご活躍されている先生方とお話しする機会がありました。先生方の話を聴くと、薬剤師としての学びや感動、就活についての情報も教えていただいたり、学会にも誘っていただいて、自分の世界が広がっていきました。その後も連絡を取らせていただき、たくさんの言葉をいただき、うれしく感じ、モチベーションになりました。イベントに行くことや話しかけることは、ためらってしまうことも多くありましたが、勇気を出して行動して良かったと感じています。
 
・失敗談、辛かったことと、克服方法
 私は選考が始まったのが9月で、内々定をいただいたのが10月中旬でした。なので、選考対策の時間は十分ありました。でも、もし選考が5月・6月などにあったら、対策が間に合わず内定はいただけなかったかもしれません。履歴書や面接の対策はどちらも5年次から、実務実習中でも、できる事はたくさんあります。面接対策では、キャリアセンターに置いてある就職活動報告書の先輩方が面接で質問されたことに、自分ならどう答えるかなどを考えていました。こういうことなら、10分もあればできるので実習期間も考えたりできると思います。
 また、9月・10月、ほとんどの学生が就職活動を終え、勉強をしている中、選考を受けるのは少しつらいこともありました。6年の秋になると、より国家試験の勉強が本格的になっていくので、両立することが大変でした。病院の就活は採用時期が分からないので、対策は6年の早い時期に終わらせて、募集が出るまでは、もっと切り替えて勉強もしていればよかったなと思いました。

この業界を受ける後輩へ

  病院を探すときは、合同説明会などのイベントに参加したりしていました。他にも、キャリアセンターの棚にある病院を見たりしていました。また、緩和ケアに関わりたいので、緩和ケアのある病院をインターネットで探したり、認定薬剤師名簿なども参考にしていました。また、先輩方の就職活動報告書の志望理由などを参考に自分の選択基準を増やして、絞っていきました。他には、合同説明会、OB・OG訪問、病院見学会などで、各病院の特徴や自分がやりたいことにどのように関われるか、求める人材などを知って、絞っていきました。
 病院は基本的に併願はできず、内定をいただいたところに就職します。私の就職活動でも就職したい病院を1つ決めました。その後は、その病院の募集が出るのを待っていました。最終的に募集が出たのが8月下旬で選考が終わったのが10月でした。募集が出るのを待っている間、たくさんの不安もありました。学年の雰囲気は就活ではなく、勉強モードになる中で、就活にも気を取られてしまったり、他にも選考を考えていた病院の募集が出尽くしてしまったり、内定をいただけなかったら、11月も就活するのかなど、たくさんの不安がありました。しかし、最終的には一番就職したかった病院に内定をいただけたので良かったです。病院就活はスケジュールが周りとは異なることもあると思います。でも、3月に卒業するまでチャンスも多いです。周りの雰囲気に流されすぎないように、後悔することなく就職活動を終わらせてほしいなと思います。

後輩へのメッセージ

  就職活動は大変でしたが、今振り返ると、とてもいい時間でした。キャリアセンターの先生、大学の先生、友達、家族などたくさん人との関わりがあり、支えてもらいました。キャリアセンターでは、何をすればいいのか分からなかった時も、てぶらで行き、自分の悩んでいることをつぶやきました。どんな悩みにもやさしく答えてくださり、次に進むことができました。ぜひ、少しでも気になることがあったら、気軽にキャリアセンターなどの先生をはじめ、いろんな人に相談してほしいなと思います。
 たくさんの人の話を聴きながら、自分の思いも確かめて、まわりに流されず就職活動を終えることができて良かったと思っています。大変なことも多いですが、たくさんの出会いや学びもありましたので、楽しみながら頑張ってほしいなと思います。応援しています!