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スタッフブログ

2021年10月05日 更新

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就職活動体験記

M.Sさん / 調剤薬局(薬剤師)

M.Sさん

薬学部薬学科
2018年3月卒業見込み

調剤薬局
薬剤師職

田辺薬局株式会社 内定
 
就職活動をはじめた時期 5年次の5月
説明会に参加した数 3社
選考を受けた数 2社
内々定時期 5年次の5月
OB・OG訪問の有無 無し
インターンシップ参加の有無 有り
情報収集の方法 就職情報ナビサイト、企業ホームページ

就職活動の流れ

 5年次の5月から就職活動を始めました。その頃の私はまだ実習を経験しておらず、薬剤師として働くことに迷いがありました。そこで、別の職種を考えてキャリアセンターに相談しに行ったのが就職活動の始まりです。
 実習は2、3期でしたが、7~12月の間に採用コンサルティング、病院、調剤薬局のインターンシップに参加し、合同説明会にも2回参加しました。将来の目標を定めるために、とりあえず色々なところに足を運びたいという気持ちでした。最終的に中規模の調剤薬局に魅力を感じ、そこに向けて履歴書の作成を始めたのが5年次の3月です。


<就活初期について>
・インターンシップ:採用コンサルティング事業、病院、調剤薬局3社
 
 自己分析は誰もが心の中で行えていると思いますが、話を組み立てて伝えたり文字に起こしたりするのはとても時間が掛かります。気付いた時にでも、箇条書きなどで自分の考えを書き出しておくと良いと思います。後から気付いたことがあればそこにどんどん書き足していって、樹形図のように広げていきましょう。「なぜ○○と思ったのか?」→「~から。」と自問を繰り返すと書きやすいです。


<情報収集>
・情報収集の方法:就職情報サイト、各会社のホームページ、インターンシップ・説明会への参加

 情報収集は主にマイナビ、めでぃしーんのサイトで行いました。それぞれのサイトで掲載されている企業は異なるので、その中から自分の希望する条件を検索していました。また、各会社のHPを見ることで、その会社の強みや方向性を掴むことができます。そこで疑問に思ったことはメモをとり、社員の方と直接お会いしたときに聞けるよう備えていました。
 直接自分の目で見ることは大事ですので、気になる会社があれば気軽にインターンシップや説明会、店舗見学に参加してみてください。人事の方だけではなく現場で働く方のお話を聞くことで、仕事環境や、提示された福利厚生がきちんと活用されているかなど、HPには載っていない生の声を聞くことができます。こちらはまだ学生なのですから、たくさん質問してみてください。私は、企業理念や社員の方々の考えが一貫しているか、会社の今後の方針はどうか、具体的にその会社では患者さんにどのような貢献ができるのか、などを聞くようにしていました。


<説明会について>
・説明会参加数:3社

 当たり前ですが、身なりには十分気を付けて説明会に参加しました(スーツやシャツ、靴が汚れていないか、髪がボサボサしていないか、清潔感があるか)。席に着いた後も背筋を伸ばして足を揃え、説明者の方に顔を向けるようにしていました。姿勢が悪いと想像以上に目立ちます。意識してシャキッとするよう気を付けましょう。イメージ戦略も大切ですよ。


<実際の選考に際して>
・選考を受けた数:2社

 面接独特の空気感に緊張しましたが、あまり気負わず、そのままの自分を見てもらおうという気持ちで臨みました。緊張しているのは面接官も同じですので、くだけ過ぎず、でもラフな応対ができるとお互いにホッと出来ると思います。はじめに「緊張しています」と言ってしまうのも手です。

大学時代の過ごし方

 昔から「誰かの役に立ちたい」という思いが強く、1年次よりボランティア部に所属し様々な活動に取り組んできました。その中で新たな楽しみもたくさん発見しましたし、もっと色々なことに挑戦したい!と思い、2年次には演劇部にも入部して、それが学外の活動にも繋がりました。とにかく『何事も全力で取り組むこと』、そして『自分自身が楽しんで行うこと』で道が拓けることを学んだ6年間となりました。

 大学は自由な場所で、学外にも様々な活動があります。せっかくの長い学生生活、思い切り羽を伸ばして多くの経験を積んでください。どんな内容でも、自分のためにならないことなんて何一つありません。一つの物事を終えたら、最後に良いことも悪いことも省みて、自分の成長として吸収していってください。

 そして、一緒に頑張ってきた仲間の存在はとても大きいです。友達には勉強面で助けてもらったり、部活動では同期だけでなく先輩や後輩と協力し合ったり、研究室では実験や授業のことで情報共有ができたり。そうした仲間がいると、よくこの6年間を乗り切る事ができたなぁ、と感じられると思います。皆さんが6年生や社会人になっても、一生の宝物であるその繋がりを大切にしてくださいね。

この業界を受ける後輩へ

 薬局は、メインの仕事が調剤であることからどこも同じだと思われがちですが、会社によって強みや売りは全く異なります。例えば在宅医療であれば、個人在宅と施設在宅どちらに強いのか。調剤機器が導入されているかいないか。給料が高い理由は何故か。地域医療はどのように行われているか。医師や患者さんとの関わりや信頼関係は?上場しているかいないかで変わるものもあるでしょう。『自分にとって何が大切なのか』を基準にして、色々探してみてください。

後輩へのメッセージ

 私は、薬局で働くとしたら絶対にやりたいことがありました。それが『地域への貢献』です。特に、地元への貢献です。残念ながら、私の地元は違法薬物における検挙率が非常に高いです。イタチごっこが続く中、近年メディアでもよく取り上げられ問題となっている違法薬物。小・中学生の段階で、薬物の危険性をもっと訴えていく必要があると思います。主に若年層に向けた啓発活動を行い、その蔓延を食い止めたいと考えています。

 同時に、弱った心の隙間を突いて違法薬物につけ込まれてしまうのだとしたら、心のケアや精神的なサポートが必要になるのではないでしょうか。身体をケアする薬剤師である前に、精神面で誰かを支えられる存在になるのが私の生涯の目標です。薬物乱用に関することだけではなく、通常の業務時でも、災害時という特殊な環境であってもその思いは同じです。薬局に勤めることで、自分が得てきた経験を地域の方々へと還元していきたいと思っています。

 私は「将来何がしたいか」という観点から会社を決めましたが、皆がそうでなくて良いと思います。目標はなりゆきや御縁、新たな出会いによっても変わるものです。これから先、今の自分には想像もできないことを多く経験するかもしれません。とにかく、就職先を決める理由はなんでも良いですから、それまでの間にたくさん考えて悩んでみてください。悩んだうえで最終的に決めたことに後悔はないと思います。

 皆さまにとって納得のできる就職活動となるよう、心から応援しています。