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就職活動体験記
Y.Oさん / 病院(薬剤師)

薬学部薬学科
2017年3月卒業見込み
病院
薬剤師職
医療法人社団誠馨会千葉メディカルセンター 内定
就職活動をはじめた時期 | 5年次の3月 |
エントリーした団体数 | 1施設 |
説明会や選考に参加した数 | 合同説明会2つ、各病院への見学・説明会8つ |
OB・OG訪問の有無 | 有り |
インターンシップ参加の有無 | 無し |
最終合格発表 | 8月下旬 |
情報収集の方法 | キャリアセンターの求人情報 学内就活セミナー・イベント 研究室の先生からの情報 病院志望仲間との情報交換など |
就職活動の流れ

私の就職活動は、まずどんな業界があるのかを知ることから始めました。学内の就職活動イベントも充実しているので、手始めにそこから参加してみるのも良いと思います。
自分の良さや強さはひとつではありません。よく考えないままに、この業界はなし、と決め付けてしまうのは勿体無いと思っていました。それぞれの業界で、私のこういうところはこの業界に向いていそう、ここでこういうことができるな、という具合にイメージを膨らませ、実務実習が終わるまではあまり絞り込むことはしませんでした。
進路が決まっていなくても、自己分析を初期からやってみてよかったと感じています。何となく今までの経験から、自分はこういう人間だというのはわかっていても、周囲の人から意見をもらうと新しい発見があり、また課題も見つかりました。これを基盤に履歴書などの作成がスムーズにできました。
求人情報については、上記に記載している情報収集元から集め、採用情報や自分の優先したい条件など、必要な項目をすぐに見比べられるようにファイリングしました。
学内外の合同説明会では、必ず聞きたいことをリストにしておき、後で比較できるようにしておくと、わかりやすいです。学生側が就職先を探している場でもありますが、採用側が学生を見ている場だということも実感しました。実際、中規模の説明会だと、採用担当の方が覚えていてくださって、お声をかけていただきました。
選考のための試験対策としては、キャリア相談の予約を取って履歴書の作成を重点的に行いました。時間が余ったときは、面接の練習を軽くしていただけることもあります。頭の中で分かっていても、相手に的確に伝わるように話を組み立てていくには、ある程度慣れが必要だと感じました。選考まで余裕を持って、練習時間を設けられると安心です。面接が集団か個人か、直前まで決められていないこともあります。どちらにも対応できるよう、心構えだけはしておいてください。
大学時代の過ごし方

海外旅行(スペイン、クロアチア、スロベニア、ニュージーランドなど…)もして良かったと思っています。長期旅行ができる貴重な時ですし、知らないところで自分から何かに挑戦する、貴重な機会になります。その国の薬局に入ってみるのも面白いですよ。
大学生活では、これ!と決めて熱中するのも良いと思いますが、手当たり次第やってみるというのも良いと思います。学業はもちろん、アルバイト、趣味、旅行、資格取得、研究など、その都度出会いがあり、自分を成長させる経験がたくさんありました。今だからこそできることに挑戦し、楽しんでいけば、充実した学生生活になり、面接で話せることも自然と増えていくと思います。
この業界を受ける後輩へ

病院は基本的に一度に一つしか選考を受けられませんので、一度通れば就職活動はおしまいです。一度に済むという点では楽に聞こえますが、一つに絞り込むのはとても難しい判断です。春から夏にかけて選考がどんどん重なっていくので、早め早めに情報収集をし、考える時間を作ると良いと思います。並行して、自己分析、履歴書作成は早めに取り掛かってください。
就職活動と同時に、国家試験対策の試験が毎月のようにあり、卒業論文・ポスターの作成にも追われ、かなり忙しい時期もあると思います。体調不良ではこの時期を乗り越えられません。スケジュールと体調の管理だけはできるように気をつけてください。
病院の就職活動は他の業界より少し遅い傾向にあるので、周りが春のうちに決まってしまうと焦るかもしれません。しかし、無理をして早く就職先を決めようとしない方がいいと思います。病院の募集は、秋も、冬も、国家試験の後でもあります。「自分の行きたいところを見つける、見逃さない」ということだけ念頭において、満足のいく就職活動をしてください。