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就職活動体験記
A.Mさん / CRO業界

A.Mさん
薬学部薬学科
2014年3月卒業見込み
CRO業界
CRA
株式会社ACRONET 内定
就職活動をはじめた時期 | 2年生頃 |
エントリーした会社の数 | 20~30社 |
説明会に参加した数 | 8社 |
OB・OG訪問の有無 | 無し |
インターンシップ参加の有無 | 有り |
内々定時期 | 3月中旬 |
情報収集の方法 | リクナビ、マイナビ |
早めに動き出すメリット

私が就職活動を意識しはじめたのは、大学2年生の頃でした。これは、6年制の薬学部としてはかなり早めです。しかし、4年制学部で準備の早い学生は、2年生頃から就活をはじめるので、決して早過ぎるとは考えませんでした。
薬学部は5年生の春から夏にかけて病院実習があるため、それより前に自分の進路について十分に考えておきたいという気持ちがあったのです。
何が自分に向いているのか、将来どんな仕事がしたいのか、時間をかけて考えた上で実習に臨み、最終的な結論を出したいと思っていました。
CRO業界の情報収集について

私がCRO業界を志したのは、医療系の仕事、かつ積極的に色々な人と接する部分がある仕事に就きたいと思ったからです。
CROの仕事は、外に出ていく対人の仕事と内側でコツコツと取り組む仕事の二種類があり、自分に適した働き方を選びやすいと考えました。
CRO業界は非常に狭く企業数も少ないので、リクナビ、マイナビに求人を出している企業、そして日本CRO協会に加盟している企業は全て調べるようにしました。
また、業界の狭さ故に、志望者同士の仲も自然と深まります。私たちの代では「LINE」※を使って、CRO業界志望者のグループをつくり、情報交換も行っていました。
このように志望者同士で繋がりをもつことで、他社の選考状況や面接の反省点などを共有することができました。
学内のみではCRO業界の志望者がどうしても少なくなるので、学外の人との情報交換も大切になります。
※LINE・・・スマートフォンのアプリ。特定の友人、知人とグループを作成し、
その中でチャットのような文字による会話が可能。
そのほか、私は就活用のノートをつくって、企業の情報をまとめていました。
ルーズリーフを使い、1ページ目に企業の基本情報、最終ページに選考状況を書きます。
間のページには、人事の方の印象やOB・OGの情報、説明会で聞いた内容などの詳細情報を追加していきます。
企業一つ一つに対して丁寧にノートをつくることで、その企業への愛着が湧き、前向きに就活を続けることができました。
コミュニケーションとバイトについて

私は昔からあまり人見知りをしない性格ではありましたが、大学時代の飲食店のアルバイトによってコミュニケーション能力が大きく向上したと感じています。
大学1年次より日本料理店で接客のアルバイトをしており、基本的なビジネスマナーや接客作法、正しい敬語や落ち着いた所作などを身につけることができました。
また、利用されるお客様の年齢層が高く、自分が普段接しない年代の方々との会話にも慣れることができました。
人とのコミュニケーションにおいて大切なのは、「相手を好きになること」です。
人に出会ったらまず、その人の好きなところを一つ見つけるようにして、それを素直に伝えましょう。
そして、共通の話題を探します。ひとつでも話が弾めば、自ずと次の話題に繋がるからです。共通点を見つけるのが難しい人との会話では、「5感(見たもの、聞いたもの、食べたもの、触れたもの(気温等)、匂い)」を話題にすると良いでしょう。
目標は、初対面の人と1時間一緒にいても雑談を続けられるレベルです!
後輩へのメッセージ

大学時代には、できるだけたくさんの人に会っておくと良いと思います。
ともすると、学内の、同年代のみとの交友関係に陥りがちな大学生活ですが、積極的に外に出て行きましょう。
部活、サークル、アルバイト、ボランティア・・・どんな活動でも良いので、外に出て、違う年代の人や違う価値観の人とどんどん交流してみましょう。
失敗を恐れず行動し、後悔の無い就職活動を、そして大学生活を送ってください!