ホーム > 就職活動体験記 > 就職活動体験記

スタッフブログ

2024年04月08日 更新

お問い合わせ先

東邦大学
習志野学事部キャリアセンター
〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL :
(薬学部担当)047-472-1226
(理学部担当)047-472-1823
(健康科学部担当)
         047-472-1226

※受付時間
月~金曜日  9:00~17:00
土曜日     9:00~13:30
(日曜祭日休室)

就職活動体験記

M.Oさん / 塗料業界


M.Oさん 


理学部化学科
2014年3月卒業見込み

塗料業界(研究職)

太洋塗料株式会社 内定
 
就職活動をはじめた時期 3年生の5月
エントリーした会社の数 30社
説明会に参加した数 6社
選考に進んだ会社の数 3社
OB・OG訪問の有無 無し
インターンシップ参加の有無 有り
内々定時期 4年生の6月上旬
情報収集の方法 リクナビ、マイナビ、エン・ジャパン、
日経就職ナビ

就活開始のきっかけはインターンシップ

インターンシップ成果発表会


私が就職活動を意識するようになったのは、3年生の5月頃、インターンシップの対策講座に参加し始めたときでした。
「化学に関する仕事がしてみたい」、「(学部卒での就職は難しいと言われていたが)技術系の仕事を体験してみたい」「化学科で取得した『危険物取扱者』の資格をどう活かせるのか現場で見てみたい」という思いから、インターンシップへの参加を決めました。


大橋みはるさんのインターンシップ体験記はこちら


8月のインターンシップに参加して以降は、12月の企業の採用活動スタートまでの間に息切れしないように注意し、学校のガイダンスに合わせて目の前の課題に取り組みました。
短期集中で就活に多大な力を注ぐというよりも、比較的長い時間をかけてじっくり就活を進めていった、という印象です。

 

自己分析、業界・企業研究、説明会などへの参加

自作の就活ノートとスケジュール帳


・自己分析として取り組んだこと
自己分析には、学内のガイダンスで配られたレジュメを使用しました。自分の取り組みを中学時代まで振り返り、自分が楽しいと感じることは何なのか、何がやりたいのか、何を大切に思うのか、といった価値観を見つめなおしました。
(自己分析の結果としてわかったことのひとつに、「『色』に関する分野の仕事に就きたい」ということが判明しました。)
 

・説明会への参加について
12月以降は合同説明会、個別説明会に参加し、企業の人事の方のお話を実際に聞きながら、興味のある仕事、やりたい仕事を考えていました。
私は特に、「化学の知識が活かせる」という点と、「その企業でしかできないことをしている会社」という観点に注意して説明会に参加していました。
 

・業界・企業研究に利用したサイト「企業価値検索サービス Ullet」
業界・企業研究においては、説明会への参加、パンフレットや企業HPの熟読に加え、無料のWEBサービス「企業価値検索サービス Ullet」を利用しました。
Ulletは、株式公開している企業の詳細な情報を見ることができるサイトです。
自分の希望する業界の大手企業の詳細を確認し、説明会では教えてくれない業界の短所や、将来の展望などを確認することができました。
 

・就活用の手帳と就活ノートも作成
就職活動では、スケジュールの管理や、集めた情報の整理が大切になってきます。
私は就活用の手帳と、就活ノートを作りました。

履歴書・ESの書き方

キャリアセンターにてインタビュー


履歴書やESは以下の手順で作成しました。

1.まずは文字数を気にせず、思いつくままに書きだしてみる。
課題(自己PR、学生時代頑張ったことなど)に対して、自分が思いつく限りのことをまずは書き出しました。規定の文字数を大幅に超過するくらいで良いかと思います。

2.書きだした内容を、ひとまず一連の文章にして、誰かに読んでもらう。
1で書きだした要素を、文章にまとめます。この段階でも文字数は気にしませんでした。
私はこのように作成した文章を家族に読んでもらい、足りない部分や分かりにくい部分を指摘してもらいました。

3.2を何度か繰り返し、ブラッシュアップした文章をキャリア相談で添削してもらう。
2を繰り返して規定の文字数にまとめ、分かりにくい部分を潰し、足りない部分を補完した文章を、最後にキャリアセンターで添削してもらいました。キャリア相談で、プロのキャリアカウンセラーの方に、人事の目線から見てもらい、アドバイスをいただきました。


・また、履歴書を書いていて「言いたいことはあるが、どう表現すればいいのか分からないとき」もキャリア相談を利用しました。
カウンセラーの先生と話しながら、自分の気持ちを相手に伝えるための適切な表現を探ることができました。


・私が履歴書作成時に苦労したこととして、学生時代頑張ったことのバリエーションの少なさが挙げられます。
定期的なアルバイトをしておらず、サークル活動も大学1年次しか取り組んでいなかったため、PRするエピソードが実験に関するものしかありませんでした。
複数のことに取り組んでいれば、企業によって使い分けたり、「学業以外に力を入れたこと」などの質問にも難なく答えられます。
後輩の皆さんには、ぜひ、学生時代に色々なことに取り組んでおいて欲しいです。
 

インターンシップ先への就職について

友人と


私が最終的に就職を決めた太洋塗料株式会社さんは、インターンシップでお世話になった企業です。
インターンシップ参加時は、できるだけ多くのことを吸収しよう、会社の人に迷惑をかけないようにしよう、という気持ちで精一杯で、まさか自分がこの会社に就職することになるとは想像もしていませんでした。


インターンシップ先への就職となった要因としては、インターンシップ最終日の総括において企業の方から高く評価していただけたこと、インターンシップ終了後も、企業の方との関係が途切れずに続いていたことがあると思います。
頻繁に連絡を取っていたわけではありませんが、自分がインターンシップ中に関わった製品の展示会に参加したり、インターンシップでお世話になった方の講演会に参加したりしていました。
これらの経験では、インターンシップ中とは違った目線で企業を見ることができたと感じています。
 

後輩へのメッセージ 広く見てから、決めること


就職先を決める上では、視野を広くもつことが大事だと思います。
私は、インターンシップに参加したことと、その後も関わりが続いていたことから、太洋塗料さんへの就職活動ははじめから選択肢として挙がっていました。
しかし、最初から太洋塗料さん一択で活動をするのではなく、色々な企業を見ることにしていました。
最終的には、やはり太洋塗料さんが良い!と決心しましたが、たくさんの企業を見ることで、よりはっきりと、太洋塗料さんの魅力が分かったと思います。
これから就職活動をする皆さんも、たくさんの企業の話を聞き、比較した上で、自分に合う場所を選び抜いて欲しいと思います。