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スタッフブログ

2024年03月14日 更新

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就職活動体験記

T.Kさん / 薬局


T.Kさん 


薬学部薬学科
2013年3月卒業

薬局 (薬剤師)

有限会社ブルークロス 内定
 
就職活動をはじめた時期 3年生の夏休み
エントリーした会社の数 15社
説明会に参加した数 3社
選考に進んだ会社の数 1社
OB・OG訪問の有無 無し
インターンシップ参加の有無 有り
内々定時期 6年生の5月
情報収集の方法 メディシーン、マイナビ、合同説明会

好奇心と、広く世界を見ること

大学に入ったばかりの頃は、就職について特に考えていませんでした。
薬ってなんだろう?不思議だ、というきもちだけで薬学部に入ってしまったのです。
そんな好奇心で入った大学ですが、学生生活においては、広く外の世界に目を向けることを大切にしていました。自分の学校だけでなく、他大学、他学科の人と交流を深められるよう意識的に活動しました。
薬学部は6年制になり、志望する人が3割減ってレベルが下がったといわれています。しかし学生でいられる時間が増えたからこそ、その時間を無駄にしてはいけません。
私は学内では空手道部とyaqooに所属し、学外の活動として全国の薬学生で組織されている、日本薬学生連盟に5年生の時から所属しました。
日本薬学生連盟での活動を通して、勉強会や就活イベントの企画・運営・参加をすることができ薬学・医療の知識だけでなく、組織のマネジメントも行いました。この経験で、広い視野を持ちながら、軸のぶれない就活ができたと思います。
そのほか、薬学生世界会議に参加し、国内だけでなく海外の薬学生と語り合うこともできました。全国各地、そして世界各地に仲間が出来るとは以前には思ってもみなかったことでした。
先進国では薬剤師の地位が確立しており、世界の薬学生や薬学教育、医療の現状を知ることは良い刺激になりました。
また、インターンシップには3回参加しました。ドラッグストア、薬局、医薬品卸です。
就職活動に備えて、薬学部の進路先として想定される色々な職業を調べておくことが重要だと思います。
なぜならば、薬学生は今、超売り手市場だからです。5月は薬学生の再就職のピークといわれています。学生が簡単に就職できてしまうため、入ったものの考えていた仕事と違った、とたった一ヶ月で辞めてしまう人が多いのです。そうならないためにも、就職する前から仕事についてできる限り調べておきましょう。

仕事について考え、進路を決める

私は6年間という他学部より長い学生生活で、学内の勉強、学外の活動を通して将来社会人として、自分に何ができるのか、医療にどのように貢献していけるのかをずっと考えてきました。
保険薬局は爆発的に増え、コンビニを超えるまでになり飽和しました。過剰だと言われていますが、数が増えインフラが整ったので、この超高齢社会を迎える日本にとってこれからの医療におけるセルフメディケーション・プライマリーケアという重要な役割を担うことは間違いないでしょう。
急性期医療を担う病院に対して、慢性期医療を担う薬局の必要性が高まってきているのです。私はそんな薬局で薬剤師として仕事をしていきたいという結論に達しました。
後輩の皆さんにも、たくさん勉強して、自分が本当に進みたい道を見つけて欲しいです。そのために、狭い考えにとらわれず、広い視野を獲得して欲しいと思います。今は海外に行くチャンスも身近にあるのですから、機会はどんどん利用しましょう。世界の動きを感じてください。
またこの度、思いつきで「東邦医療系勉強会」という有志サークルを立ち上げました。今後は定期的にOB・OGの講演や勉強会を開いていきますから、後輩の皆さんも積極的に参加してください。
さらに、2013年の8月にはAPPS(アジア太平洋薬学生シンポジウム)が、今年は日本、まさかの東邦大学での開催が決まり、国内外から500名の薬学生が集います。運営のスタッフを募集しているので、興味がある方は調べてみてください。