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スタッフブログ

2024年11月14日 更新

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インターンシップ体験記 2022年度

八千代エンジニヤリング株式会(建設コンサルタント)

理学部 化学科 3年 H.Dさん

1.目的
SDGsやサステナビリティが重要視され始めている現代で、幅広い事業展開を行なっている八千代エンジニヤリングで就業体験を通して、実際の職場の雰囲気や、環境配慮の見方と知識を身につけたいと思い今回志望しました。

2.研修内容
各企業が1年に1回実施しているCDPと言う環境配慮達成度をいくつかのランクに分けたテストがあり、今回の業務内容は顧客企業様の事業展開をコンサルティングしCDPスコアアップを行うという業務で、CDPの中でも水セキュリティというその企業が製品を作るのにどのくらいの水を使用しているのかをスコアリングする分野のコンサルティング依頼を今回担当しました。業務の内容としては、顧客企業様の水目標設定(削減目標量のこと)と原単位(製造、販売している製品によって企業が単位を変えている)の決定をする為に部署内でミーティングを行ったり、他社の原単位の情報収集および業界の市場規模分析をし、その結果をExcelとPowerPointにまとめ、最終日にチームで発表しました。

3.研修の結果得たもの
インターンシップに参加させていただく前は建設コンサルタントという業種は、ビルや道路の建設事業を主に行っている業種だと思っていましたが実際に業務に参加してみると、今回私が担当した、企業の製造コストへのコンサルティングなどだけでなく、地下水やダム、川の災害リスク削減のための調査、街の自動車の交通量調査を行うためのAI開発など、幅広い分野を取り扱う業種だと言うことを知りました。
また、様々な企業のCDP、原単位、経営目標を調べたことによってどのような計画で目標達成に向かっているのか、サステナビリティに対してどのような姿勢なのかが深く知ることができ、その企業がなぜこの原単位設定なのかバックグラウンドを詳しく見てみることで根拠に基づいた設定だということが分かりました。
最後に、インターンシップで学んだ環境への配慮の知識は新たな知識と視点を得ることができ、残りの大学生活及び社会生活に活かせるものだと思いました。
参加期間 8月16日~8月26日(10日間)
勤務地 東京都台東区

谷津干潟自然観察センター(環境教育)

理学部 生命圏環境科学科 3年 S.Yさん

1.目的
接客や施設管理、運営、環境管理など、幅広い業務内容から自分に適正のある業務を模索していくこと。就職がどういったものなのかを身をもって体感し、それらから自身を見つめ直すきっかけとして、今後の学業並びに就職活動をより具体的に見据えること。

2.研修内容
全体としてイベントの管理運営を中心とし、来館者への接客や施設の管理を行った。
1日目:インターンシップの大まかな流れや、谷津干潟自然観察センターの歴史と接客への心構え等のガイダンス。今後の接客に備え、干潟周辺にいる生物の説明や、実際に採集を行い、今後行っていくイベントでの注意点など身をもって理解した。また、接客なども行い、実践的に今後の流れをつかんだ。
2日目:生態調査ならびに、子供へ干潟の生物を紹介するイベントの準備。生態調査のボランティアに同行し、実際にセンターがどのような働きを呼びかけているのか学んだ。
3、4日目:実際にお客様と干潟に降りるイベントと、希少なカニを探すイベントの管理運営。危機管理や時間、接客など、総合的な接客業を実践的に学んだ。
5日目:施設ボランティアに対する講座イベントの管理。団体のお客様へ行う重要な説明項目を任せていただき、前4日間で学んだ点を活かした。また、今までのお客様と変わり大人への対応であった。
6日目:イベントの管理運営。小学生に対し就業体験を行うというイベントを開催し、いままでのお客様とは変わった方向の接客内容を行った。

3.研修の結果得たもの
全体として、目標としていた自身と職業の適性において、私に接客業が向いていることを自身の体験やインターンシップ先のフィードバックで得ることができた。
お客様の笑顔や喜びを共有できるのは非常にやりがいや毎日の変化があり、接客業の魅力を学ぶことができた。お給料や福利厚生などのみならず、人に感謝される喜びや達成感など、仕事を選ぶ上で非常に大切であると感じた。
 生態系保護の観点では、ベンケイガニのように淡水域と岩場、海水域など複合生態系を必要とする種が存在し、生態系1つの保全のみならず全体を考える重要性を学んだ。
接客においては、子供や大人、団体や個人という幅広いお客様に対し、それぞれ全く異なる対応を必要とし、それぞれに対して満足させる難しさと達成感を学んだ。
 仕事の点では、一つの仕事を行う上で、その次の仕事にどう活かすかを考え、1手2手先を見据えた行動の効率性。並びに、自分の仕事内容のみならず仲間の仕事内容、同業者の日程など、全体を考えながら行動する重要性を学んだ。また、積極的なコミュニケーションを行うことで、仕事をより円滑に進める必要性を、インターンシップ生同士で改めて学べた。
参加期間 8月23日~28日(6日間)
勤務地 千葉県習志野市