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就職活動体験記
N.Tさん / 化粧品業界
N.Tさん
理学部化学科
2016年3月卒業見込み
化粧品業界
研究開発
資生ケミカル株式会社 内定
就職活動をはじめた時期 | 3年生の3月 |
エントリーした会社の数 | 100社 |
説明会に参加した数 | 5社 |
OB・OG訪問の有無 | 無し |
インターンシップ参加の有無 | 無し |
内々定時期 | 7月上旬 |
情報収集の方法 | リクナビ、マイナビ、会社HP |
■志望業界を固めたきっかけ
3年生の2月頃までは、志望業界として食品、化粧品、製薬など漠然と考えていました。そんなときに、自分の方向性を決めてくれた出来事がありました。私は昔からあるメーカーの化粧品を愛用しているのですが、その化粧品を買いに行ったとき、店員さんが商品についてくわしく説明してくれたのです。その方が豊富な知識の持ち主で、その化粧品のことはもちろん、他の商品のこと、業界のことまで話がおよび、大変感銘を受けました。この出来事がきっかけで、化粧品業界に行きたいと志望が固まりました。
■先輩からの指導
エントリーシートはひとつ上の先輩と家族に添削をしてもらいました。まずこの先輩というのが、就活当時まわりから「就活の達人」と言われるほど書類作成や面接など上手にこなし、実際に次々と内定をもらうような方でした。その方が在学中のときはもちろん、卒業した後も連絡を取って繋がりを持っていたので就職活動について指導していただくことができました。そのような方が身近にいたことは本当に幸運でした。皆さんももし可能であれば、サークルや研究室の先輩と卒業後もときどき相談にのってくれるような関係を築いていると本当に心強いと思います。
また家族には採用する側の視点でチェックをしてもらいました。現役で社会人として働いている立場から意見を言ってくれるので、自分の文章を客観的に見直すことができました。
そして、最後それでも不安なときにはキャリアセンターの方に確認してもらいました。あるときには書類の提出期限が数日後に迫った段階で、予約なしで駆け込んだことがありましたが対応していただきました。おかげでそのエントリーシートは自信を持って提出することができました。
■在学中の取り組み、辛かったこと
在学中一生懸命取り組んだことはサークル活動です。他大学と合同のダンスサークルで、その中で私はチームの責任者をさせていただく機会が何度かあり、その経験が自分を成長させてくれたと思います。学園祭に向けて目標を設定し、それに向かって取り組み、結果を出す、その過程を責任者としてチームをまとめながら進めることは苦労も多かったですが、達成感もひとしおでした。
もうひとつ在学中で印象に残っていることが、普段の授業での課題提出が辛かったことです。特に2年次の実験の課題がハードだったのを覚えています。しかしそれを何とかやり遂げたことは自分のなかで自信になりました。少し大袈裟なのですが「あの課題をこなせたのだから、就職活動も乗り越えられる」という気になったものです。
■後輩へのアドバイス
エントリーシートは1社ごと、その企業に向けて丁寧に作成することを心がけました。それぞれの企業の特徴を把握し、特にその企業がどんな人材を求めているのかを念頭に置いて書くことが大切です。
また説明会に参加する際には、質問事項を少しでも多く用意していくことをおすすめします。質問をすることでその企業で働きたいという意欲をアピールすることになります。
後輩の皆さんには、企業に対して積極的に自分をアピールするという前向きな気持ちを持って、取り組んでほしいと思います。