週刊就活ミニ講座 第5回 「敬語なんていらない!? 敬語が苦手なまま就活を乗り切るには…… 」
敬語がうまく使えないと、失礼な奴だと思われるのではないか。
学生気分が抜けない奴と思われるのではないか。
そんな不安から、完璧な敬語を使おうとするあまり、自分の意見を伝えきれなかったり、自然な自分が出せなかったりしては本末転倒です。
あまりにも慇懃な敬語が、相手との間に壁を作ってしまうこともあり得ます。
しかしながら、友だちと話すような砕けた言葉遣いは、場をわきまえることを知らない失礼な人という印象を与えてしまいます。
敬語には慣れない、でも相手に礼を欠きたくない!
そんな学生に、ひとつ提案です。
●●株式会社に対して、「御社」「御社」と繰り返して堅苦しい雰囲気にするよりも、●●社さん、●●さん等の呼び方を使ってみるのはどうでしょうか。
使い慣れない敬称を無理に使うよりも、自然に話すことができるかもしれません。
重要なのは「敬語を使うこと」ではなく、「相手に敬意をもって接すること」です。
相手への礼儀は忘れずに、場の雰囲気や状況に応じた呼称の使い分けをしてみましょう。
次回のミニ講座は「身だしなみ」についてです。購入時に少し悩む、リクルートスーツの色のことを考えてみましょう。