週刊就活ミニ講座                                      第2回「知らずに使っていませんか?直しておきたい『アルバイト敬語』7選!」


アルバイト敬語、という言葉をご存知でしょうか。
コンビニやファーストフード店で使われることが多く、かしこまった場面でなければ容認されることもあります。しかし、これらは若年層が使う一種の若者言葉なのです。
そのため、日常生活ならともかく、就職活動や、社会人になってから、無意識のうちに使って周囲に違和感を与えることもあります。


直すべき「アルバイト敬語」7選

1、×「コーヒーの方、お持ちしました」→○「コーヒーをお持ちしました」
対象をぼかしたり、別の何かと比較する必要のない場合「~のほう」は不要です。


2、×「1000円になります」→○「1000円でございます」
「~になる」は何かが何かに変化するときに使います。


3、×「1万円からお預かりします」→○「1万円お預かりします」
お金の額を婉曲的に表現しようとして「から」が付いてしまうようですが、不要です。


4、×「よろしかったでしょうか」→○「よろしいでしょうか」
「よろしかった」と過去形にするのは不適切です。


5、×「お待ちいただく形になります」→○(大変申し訳ございませんが)「お待ちいただいております」
「待たせる」という不都合な事情を伝えるため、間接的に表現しようとして「~形になる」が付いてしまったようです。


6、「ラ抜き」言葉:×「食べれる」→○「食べられる」、×「見れる」→○「見られる」


7、「サ入れ」言葉:×「休まさせていただきます」→○「休ませていただきます」


一度染み付いてしまった言葉遣いを矯正するのは中々骨が折れます。
上記の中で間違って使っていたものがいくつかあったら、あれもこれもと手を出さず、まずはひとつ意識して直してみましょう。


次回のミニ講座も敬語の続きです。使うと他の学生に差をつけられる「クッション言葉」を紹介します。


 

投稿日:2012年09月07日00時00分| 投稿者: 管理者| カテゴリ: 週刊就活ミニ講座


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