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スタッフブログ

2017年07月04日 更新

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就職活動体験記

M.Nさん / 調剤薬局(薬剤師)


M.Nさん

薬学部薬学科
2017年3月卒業見込み

調剤薬局
薬剤師職

有限会社オリーブ薬局 内定
 
就職活動をはじめた時期 5年次の4月
エントリーした団体数 3社
OB・OG訪問の有無 無し
インターンシップ参加の有無 有り
内々定時期 6月中旬
情報収集の方法 就職イベント
薬局のホームページ
会社説明会

就職活動の流れ

自己分析
 私は病院と薬局のどちらに就職するかで迷いました。実習を通して感じたそれぞれの特徴と自分がやりたいと思ったことを踏まえて薬局に就職することを決めました。

業界研究・企業研究
 まずは、合同説明会に参加して、業界の全体像(どのような形態があるのか、大規模と中小ではどのような違いがあるのかなど)やどのような会社があるのか、どんなところに違いがあるのかなどを比較して、いいなと思える部分を見付けてみるところから始めました。

インターンシップ
 5年生の夏に2日間、オリーブ薬局のインターンシップに参加しました。職場の雰囲気や取組み、実際に患者さんとお話している姿などを間近で見ることができました。同じ薬局でも、会社や店舗によって働き方や雰囲気は異なります。実務実習の経験だけで薬局・病院を選択しからはずしてしまうのは少しもったいないとも思いました。面接でインターンシップや店舗見学会に参加したか聞かれることもあったので、合同説明会などで興味を持ったor印象に残った会社があったら、積極的に参加した方がいいと思います。日程が合わない場合には、近くの店舗をのぞいてみるだけでも良いと思います。

情報収集
 就職サイトの紹介文にその薬局の雰囲気や個性が出ているなと感じたので、できるだけ目を通しました。薬局はなんといっても数が多いので、自分の中でピンとくる薬局だけピックアップするようにしていました。それに加えて、合同説明会当日に雰囲気が良いと思った薬局などの説明を聞き、その上で興味を持った薬局を徹底的に比較しました。自分の力で良い方に変えられること(自分から動けば参加できること)、変えられないこと(制度的に動かせない)も踏まえて、制度や特長、働きやすさ、雰囲気など様々な面から比較し、個別説明会に参加する会社を絞っていきました。
 エントリーした中には、FacebookのページやYouTubeのチャンネルを持っている会社があったため、アップされている記事や動画には一通り目を通していました。社風や会社の取組み、医療問題に対する会社の考え方などを知る事ができます。

合同説明会や会社説明会
 5年次から学内の合同説明会や、大手就職ナビサイトの合同説明会に参加し、6年の4月に各会社説明会へ参加しました。
 説明会参加時、会場への到着時間や言葉遣い、所作、身だしなみなど基本的な部分で失礼がないようにするという点は、全ての説明会において気を付けていました。
 学内の説明会では、事前にアップロードされる各会社の紹介文等が掲載された資料の全てに目を通し、説明を聞く薬局を概ね決めてから参加するようにしていました。
 学外の合同説明会は、参加している企業名のみが掲示されていたため、自分でそれぞれの会社のページを参照して情報収集する必要がありました。私が参加したイベントは規模が大きく、参加する会社全てのページに目を通すことは時間の都合上難しかったため、「大手の薬局」などある程度社数を絞った上で情報を収集してから臨むようにしました。当日のブースの雰囲気を見て、聞いてみたいと思った会社のブースには迷わず立ち寄ることにしていました。
 学内外どちらの合同説明会においても、印象に残った点などは当日中にその会社のパンフレットにメモするように心掛けていました。
 会社ごとの説明会では、ホームページやパンフレットに目を通しあらかじめ質問事項をいくつか考えてから参加するようにしていました。それだけでなく、説明会の最中にも気になるところやもう少し聞きたいと感じる部分がないかを探しながら、説明を聞くようにしていました。

面接対策
 キャリアセンター主催のステップアップ講座(集団面接対策)に参加し、身だしなみや立ち居振る舞いの基本的なマナーを教えていただきました。特に入室~退室までの流れは実践形式で何度も繰り返して行うため、身体に覚えさせることができました。
 また、個別会社説明会と同日に開催された会社主催の面接練習会にも参加しました。基本的なルールの確認や実際の面接で聞かれる内容での練習ができ、受け答えに対する人事の方からのフィードバックもいただけたので、その後の面接練習に大変役立ちました。その内容や先輩方の就職試験報告書を元に、キャリア相談に通い面接の内容を固めていきました。キャリア相談の先生は、受け答えの内容はもちろん、時間や目線、表情などを細かく見てくださったので自信に繋がりました。

大学時代の過ごし方

これをやっておいて、良かった!
 勇気を出して、イベント等に参加すること、です。
 私は人見知りなので、就職イベントになかなか参加する勇気が持てなかったり、参加できても自分からブースに入っていくことが苦手でした。しかし勇気を出して参加してみると、そのイベントだから知る事ができた会社との出会いや有益な情報が溢れていました。 また、人事の方と顔見知りになっておくと、いざ面接となった時にその方のお顔を見るだけで少し安心できたりします。最初の一歩を踏み出すのが一番大変だと思いますが、そこから先はプラスなことばかりなので、ぜひ踏み出して欲しいなと思います。
 また、中小の薬局は就職ナビサイトに登録していないところも多くあります。学内のイベントにはそういった薬局も来てくださるので、参加して良かったと思っています。

失敗談、克服方法
 説明会に多く参加するうちに、制度などに気をとられ、自分のやりたいことを見失ってしまった時期があったことが、一番の反省です。絞りきれないまま3社受けてしまったのですが、内定を断るのはとても心苦しかったです。早い時期から制度や社風など比較しておけば良かったと思いました。
 また、初めての個別会社説明会の時に路に迷ってしまいました。会場は駅から徒歩3分との記載があったのですが、オフィス街でビルが多く道も入り組んでおり、30分ほど迷ったため集合時間ギリギリの到着となったため焦った記憶があります。時間に余裕を持つことは大切だと思いました。地図だけでなくGoogleのストリートビューを使って道を確認したり、下見に行くなどしておくと安心かもしれません。

この業界を受ける後輩へ

探し方
 私は6年間の大学生活を送る中で、患者さんに寄り添える薬剤師になりたい、特に緩和ケアに携わり、患者さんが身体的・精神的な苦痛を少しでも取り除いた状態で終末期を迎えられるようなお手伝いをしたいと考えるようになりました。まだまだ薬局で緩和ケアに取り組んでいるところは少ないため、まずは緩和ケアに取り組む店舗がある薬局を探すことから始めました。緩和ケアについてホームページ等には特記されていないので、説明会の時に必ず、緩和ケアに取り組んでいる店舗があるかどうか質問するようにしていました。また、勉強会や学会にも積極的に参加できる環境で働きたかったので、社内や地域の勉強会の有無や参加のしやすさ、学会参加への積極性や補助の有無についても質問しました。
 大手の薬局は店舗間の異動があるため様々な処方箋に触れることはできますが、自分がやりたいことを考えた時に、緩和を取り扱う店舗にずっといられるという確約がありません。そのため、異動の頻度や緩和を扱っている店舗の数などについても聞くようにしていました。
 しかし大手の説明を聞いているうちに、最初から緩和ケアのみに可能性を狭めていいのか、様々な店舗を経験していろいろな経験を積んでからやりたいことを再考した方がいいのではないか、という迷いもでてきました。たくさん考えた結果、私は早い段階から興味がある分野に関わることで、モチベーションを保ちたいと考え、中小で働くことを決めました。

魅力的だと感じたところ
 実務実習を通して、薬局ではひとりの患者さんと長くお付き合いしていけること、生活習慣のアドバイスやOTC薬の販売を通して、人の暮らしと密接にかかわれることが中小薬局の魅力だと感じました。
 中でもオリーブ薬局の魅力は、一人一人の患者さんとじっくり向き合う薬剤師さんの姿勢と、病院薬剤師さんや訪問看護師さんとの連携に力を入れ、患者さんに対してセルフメディケーションを推進するなど地域に根ざした活動を行っているところでした。インターンシップに参加した際、処方箋がなくても薬局に立ち寄る常連さんがいたことがとても印象的で、私も患者さんとこのような関係を築いていきたいと思ったことを覚えています。個人の成長を見守ってくれる会社であること、それを会社に還元していけることも私にとっては魅力でした。

そのほか注意点やアドバイス等
 実際にその会社で働いている人、働いたことのある人のお話を聞く機会があれば絶対に聞くべきだと思います。
 私は内定をいただいてから就職先を決めるまでがとても大変でした。ここには書ききれないくらい、不安や迷いがありました。そこで、先輩社員との交流会などを利用して実際のお話を聞き、比較してみたところ、説明会だけではわからなかったことがたくさん見えてきました。入社してからこんなはずじゃなかった…とならないようにしっかり自分から情報を取りに行くといいと思います。

後輩へのメッセージ

就活のモチベーションの保ち方
 どんなに小さくてもいいので、自分のやりたいことを見つけることだと思います。働く上でのやりたいことだけでなく、行きたいところやお給料の使い道を考えたりして、私はモチベーションを保っていました。
 お友達と自分を比べないことも大切だと思います。薬学部は特に就職活動の時期が職場ごとに異なるため、みんなもうこんなに考えている、進んでいる…と思ってしまうと焦りしか生まれません。自分のペースで納得できるまで自己分析や企業研究をすることが、結果として一番のモチベーションにつながったと感じます。

キャリアセンターの活用法
 同じような状況の友人もいなく、誰に相談していいかわからなくなった時に、キャリアセンターへ行ってみようと思いました。また、友人が積極的に活用している姿を近くで見ていたこともきっかけとなりました。
 薬局でのアルバイトを始めるか(就職すると約束することになってしまうのでは?と)迷っている時や(最初は大手に勤めた方がよいという考え方だった)両親をどう説得するか等の個人的な悩みに対しても相談に乗っていただきました。どんなに小さなことにも親身に答えてくださったので、不安が解消され前へ進むことができたので大変感謝しています。その時に、もっと早くキャリアセンターへ行けばよかったと思いました。少しでも不安なことがある人は、勇気を出してキャリアセンターに行ってみてほしいなと思います。

後輩へのメッセージ
 私は、就職活動の近況を話している中で、自分がやりたかったことや、大切にしていることなど、気付くことがたくさんありました。お友達やご家族、キャリアセンターの方など話せる人を作ることは大切かなと思います。
 説明会で倍率を聞いたりして不安になることもあると思います。でも薬局は大丈夫です。自分がその薬局でどう働きたいかをイメージして、しっかりと準備をすれば必ず内定をもらえると思います。だからこそ、企業研究がとても重要で、自分がどう働きたいか、将来何をしたいのかを考えて選ぶことが重要だと感じました。薬局は選考時期が早いため、薬局にしようと決めた段階から早め早めに自己分析や企業研究を始めたら良いのではと思います。私は就職活動を通して素敵な出会いがたくさんありました。たくさんの会社のお話を聞き制度等を知ることは『今』しかできないことです。大変なことも多いと思いますが、楽しみながら頑張ってください!