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2024年03月14日 更新

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インターンシップ体験記 2012年度

 

船橋東警察署 (公務員・警察官)

理学部 化学科 3年 S.Kさん

インターンシップ参加目的
インターンシップを通して、警察官という仕事への自分の適性を確認することが目的でした。また実際の仕事に触れることで、外から見ているだけでは分からない仕事の苦労ややりがいを少しでも感じてみたいと考えました。

研修内容
警察署のインターンシップは非常に密度の濃いものでした。
自治会の方々とのパトロール、高齢者の方の自宅訪問による防犯呼びかけから、指紋・足跡採取による鑑識研修、逮捕術や各種装備品の取り扱いまで、多岐に渡る経験ができました。
パトカー乗車研修では、警察官は常に周りの人に見られている存在であることを実感しました。

インターンシップで得たこと
今回のインターンシップで警察官という仕事への理解が深まりました。
はじめて移動交番車という存在を知り、防犯は警察官だけでなく、地域と一体となって成し得ていくものだということを学びました。
交番研修では昼食をとる時間も無いほどの忙しさに驚き、地理案内をして感謝されたときには喜びを感じました。
実際に働く苦労とやりがい、その両方を経験することができて、実り多いインターンシップとなりました。
参加期間 8月6日~8月10日 (5日間)
勤務地 千葉県船橋市

矢板市役所 (公務員・市役所)

理学部 生命圏環境科学科 3年 M.Mさん

インターンシップ参加目的
今の自分には何が出来て何が出来ないのかを自覚することと、社会人の仕事に対する姿勢を自分の目で確認することを目的としました。

研修内容
5日間の間、市役所内の様々な部署で研修を行いました。
福祉高齢課では看護師・保健師の方に同行し、公民館での高齢者の集いに参加しました。
また総合政策課において市の広報誌「広報やいた」の記事作成をお手伝いしたり、総務課放射能対策班で市内小中学校における放射性物資汚染状況調査に同行したりしました。

インターンシップで得たこと
市役所では、普段接することの少ない多様な年代の方々と話をすることになり、気後れしてしまうことがありました。
社会人として働くにあたって、基本的なマナーや時事問題、観光名所や地名などの一般的な知識が大切になるということを強く実感しました。
参加期間 8月6日~8月10日(5日間)
勤務地 栃木県矢板市

太洋塗料株式会社 (化学・研究開発)

理学部 化学科 3年 M.Oさん

インターンシップ参加目的
「ものづくり」を体験し、その過程で生じる課題の解決方法を学ぶことを目的としました。また自身が取得した「危険物取扱者」の資格が、実際の仕事でどのように活かせるのか知りたいと思いました。
研修内容
初日は会社内の案内、塗料に関する基礎知識を学びました。
2日目からは、調色体験、専用の機器による調色した塗料の測定、太洋塗料さんの特徴的な商品でもある「高日射反射率塗料」の作成・効果試験等を経験しました。

インターンシップで得たこと
企業で働く上ではコスト意識が大切であること、理論と実験結果が一致するとは限らず安定的な商品を提供するためには失敗も必要であること、女性が働く上では会社の制度に頼るだけでなく自ら認めてもらう努力がとても大切なことを学びました。
参加期間 8月27日~8月31日 (5日間)
勤務地 東京都大田区

株式会社江東微生物研究所(検査センター)

理学部 生物分子科学科 3年 Y.Hさん

インターンシップ参加目的
検査センターにおいて、学校で学んだ知識がどのように役立つのか身をもって体験したいと思いました。
さらに、実際の検査職に少しでも触れることで、知識と技術、両面での向上を図りたいと考えました。


研修内容
細菌検査、血液検査、一般検査(尿・便)の各部門の検査の流れを見学しました。
また、内部精度管理、塗沫標本の作製、正常・異常標本の顕微鏡観察などの業務を実際に体験することができました。
ほかにも営業部のルート営業、検体受け取りに同伴させていただき、貴重な経験となりました。


インターンシップで得たこと
実際に臨床検査職を体験し、検体の受け取りや検査の流れ等、現場ならではの知識を得ることができました。
また、検査に必要な知識には大学の学業に基づくものも多く、授業で学ぶ基礎の大切さを再確認しました。
そして、患者様の検体に触れることで医療従事者としての責任の重さを実感できたことこそが、何よりの前進です。
参加期間 8月20日~8月24日(5日間)
勤務地 茨城県つくば市

一般財団法人自然公園財団(自然)

理学部 生物分子科学科 3年 M.Tさん

インターンシップ参加目的
自然を保持する仕事とはどういうものなのか、実際の業務を体験してみたいと思って参加しました。

研修内容
公園の施設管理や、ビジターセンターの運営管理を体験しました。業務内容は施設の清掃から商品販売の接客まで、幅広いものでした。
そのほか、展示物の企画・作成や地域のイベントの手伝い、環境省の訪問も経験することができました。

学んだこと、得たこと
自然と関わる仕事であっても、やはり人と人との繋がりが重要だということを学びました。多くの業者や地域の方々との信頼関係を築くことで、仕事が円滑に進んでいくことを実感しました。
また、環境保全のための予算は十分とは言えず、限られた資産で国立公園を管理し、従業員に雇用していかなければならない苦しさも知りました。
仕事において大切なことを学び、業界の実情に間近で触れることができてよかったです。
参加期間 8月14日~8月24日(10日間)
勤務地 奥日光

株式会社環境管理センター (環境・分析)

理学研究科 環境科学専攻 1年 Y.Aさん

インターンシップ参加目的
研究機関ではなく、「分析し、結果を数字で出すことを業務とする部署」で働いてみたかったため、このインターンシップに参加しました。
同時に、職員の方々へ仕事に対する思いを伺ってみたいと考えました。

研修内容
主に揮発性有機化合物(VOC)の分析を担当しました。
初日に業務内容の説明を受け、その後は実際の分析、解析等に取り組みました。
また、最終日には自由見学の時間を設けて頂き、他のグループや全ての部屋を自由に訪問することができ、職員の方々から自由に話しを聴くことができました。

インターンシップで得たこと
環境計測業の納品は報告書の「数字」のみであり、故にその数字のもつ意味は大きく、出した数字(分析結果)への責任も思いということを実感しました。
このほか、朝礼・お昼の休憩・夕礼などを通しての社員間の交流が多く、お話を聴くことができた社員の方全員が、何らかの楽しみを見つけながら仕事をしているということを知りました。
参加期間 8月6日~8月17日(10日間)
勤務地 千葉県千葉市

株式会社東計電算(IT)

理学部 情報科学科 3年 Y.Nさん

インターンシップ参加目的
インターンシップに参加した理由は、実際の職場に行くことで「仕事」の雰囲気を知りたいと思ったからです。また、実際の業務を体験することで今後の勉強の方向性を見極めたいと考えました。


研修内容
インターンシップは、Excelを用いた業務が中心でした。
ロジスティクス、およびISOについて説明を受けた後、プログラム管理台帳の整理、詳細設計書の整理、設計審査記録の整理、設計検証記録の整理など、新システム構築のための資料整理を経験しました。

インターンシップで得たこと
挨拶をする大切さ、教えられた仕事内容から自分の意見までノートにメモをとる大切さ、分からないことは積極的に質問をする大切さなどを学びました。
実際の職場に行くことで、具体的な体験を通して「社会人の心構え」を知ることができたと思います。


参加期間 8月27日~9月7日(10日間)
勤務地 神奈川県川崎市

クオール株式会社(薬局)

薬学部 薬学科 5年 N.Yさん

インターンシップ参加目的
薬局で働いている薬剤師の方々が、普段どのように患者様と接し、どのように地域医療に貢献しているのか、実際に体験しながら学びたいと思いました。

研修内容
調剤業務、事務等の薬局における基本的な仕事を体験しました。
3日間を通して、患者様から処方箋を受け取ってから投薬に至るまでの基本的な流れを知ることができました。

インターンシップで得たこと
服薬指導においては、患者様ひとり一人の病態、年齢、様子などに合わせて行う必要があることを改めて学びました。
薬局には目の不自由な方や、耳の不自由な方も多いです。相手の立場になって考えて、行動していくことが非常に大切だと感じました。
参加期間 8月7日~8月9日(3日間)
勤務地 千葉県船橋市

帝人株式会社(MR)

薬学部 薬学科 5年 K.Mさん

インターンシップ参加目的
病院実習においてMRから提供された資料が役だった経験から、MRが医療の質の向上に寄与していると実感したため、“情報提供者”としてのMRの仕事を理解したいと考えてインターンシップに参加しました。


研修内容
初日に導入オリエンテーションを行い、二日目にキャリア教育としてプロダクトマネージャの講義、国際事業部の講義を受けました。
3日目からはMRに同行させていただき、最終日にインターンシップを振り返っての発表を行いました。


インターンシップで得たこと
MRは強い倫理観をもって営業活動を行わなければならないということを学びました。
MRは企業の営業活動を担っているため、利益のための新薬の普及に力を注いでいます。しかし医師はMRを医療従事者として捉えています。
この意識差を埋めるためにも、MRには自社製品を客観的にみる力が必要だと感じました。

参加期間 8月27日~8月31日(5日間)
勤務地 東京都千代田区および関東エリア

大平いちご農園(農業)

理学部 物理学科 3年 S.Sさん

インターンシップ参加目的
直接触れる機会の少ない第一次産業を体験することと、東日本大震災後の福島の農業について、現地の人の話を聴くことを目的としました。

インターンシップ研修内容
一年を通しての農作業の工程や、震災以降、一つ一つのビニールハウスに放射線測定をかけること、放射能汚染されたものは一切使用できないこと等を学びました。
さらに、いちごの苗床となる土を作るところから、苗植えまでの仕事を実際に体験しました。

インターンシップを通して得たこと
農作業を経験して、「自分がつくっているモノへのこだわり」の大切さを実感しました。
また、これから就職活動をはじめるにあたって、一度就職したら何が何でも3年やり通してみようと決心しました。
参加期間 8月29日~9月2日(5日間)
勤務地 福島県白河市