週刊就活ミニ講座 第96回 週刊就活ミニ講座 東邦大学の就職活動 理学部物理学科の免許・資格「気象予報士」




 今回のミニ講座は、理学部物理学科に関連する資格・免許「気象予報士」について取り上げます。
 
 
 
気象予報士とは
 気象予報士とは、財団法人気象業務支援センターが認定する国家資格のひとつです。気象庁が提供するデータを元に気象現象を予測する技術をもつ者に与えられる資格で、気象予報業務を行う事業者は、事業所ごとに気象予報士を置かなくてはなりません。
 
 
 
気象予報士になるには
 気象予報士になるには、年2回実施される気象予報士試験に合格しなくてはなりません。受験資格に年齢や学歴の制限は一切ありませんが、平均合格率約5%という難関試験です。気象予報士試験には、数学と物理学の問題が出題されます。難関ではありますが、物理学科に所属し、気象予報に興味のある学生はぜひ受験を検討してみてください。
 
 
 
気象予報士と就職
 気象予報士の資格を活かした就職先としては、気象庁(国家公務員)や気象会社が挙げられます。仕事内容は、気象衛星、気象レーダー、アメダスなどの観測データを総合的に判断し、気象現象を予測する「気象予測業務」が主です。
 しかしながら、気象予報士試験は合格難易度が高いにも関わらず、その資格を活かした就職先は少数です。それでも、気象に関わる仕事がしたいという学生は、ぜひ気象予報士試験に挑戦してみましょう。
 

投稿日:2014年08月01日00時00分| 投稿者: 管理者| カテゴリ: 週刊就活ミニ講座


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