週刊就活ミニ講座                                      第7回「就活資金はいくら必要なのか?早めに見積もって出費に備えよう」


就職活動にはある程度のお金がかかります。

筆記試験や面接の対策に気を取られて、資金が不足しては元も子もありません。
今のうちに必要資金を把握しておくと、直前に焦らずに済みますし、必要ならば今から貯蓄を行うこともできます。
 

では具体的にはどのように見積もればよいのでしょうか。
次に挙げる各項目について、考えてみましょう。


・具体的な見積り方法

1、身だしなみ(スーツ、Yシャツ、カバン、靴等)
一式揃えて3~4万円。スーツを2,3着買う場合、6~10万円。
※2着あると、いざというときに安心できる。

2、写真代
初回は2000円~。その後の焼き増しは一回400円ほど。
(焼き増し一回で4枚付きと考えて、30社に履歴書送付で約5000円)

3、書類送料(封筒、履歴書等含めて)
1社につき約300円。30社受けて約9000円。
(※速達や書留にする場合、+200~300円)

4、交通費
津田沼から都心に出る場合、片道500~1000円。
20社の選考を受けるとして、往復2万~4万円
(選考が進むと交通費が支給される。)
(説明会への交通費は基本的に自腹。)

これらを合計すると、少なくとも10万円~15万円は用意しておくべきでしょう。
20万円は準備できると、余裕が生まれるでしょう。


ただし、上記の見積りはひとつの例です。活動期間、住んでいる場所、志望する業界や企業によって大きく変わってくるので、自分の置かれている状況から概算してみましょう。
ときには、保護者の協力を仰ぐことも必要です。


もうひとつ大切なことは、就職活動における出費を「浪費」とは考えないことです。
選考の途中で落ちてしまうと、それまでの書類代や交通費が無駄になったと感じるかもしれません。しかし、その経験は確実にあなたの血肉になっているのです。

就活資金は全て自己投資と考えましょう。


次回のミニ講座は「“無料で済ませる”業界研究と筆記試験の対策」です。

 

投稿日:2012年10月12日00時00分| 投稿者: 管理者| カテゴリ: 週刊就活ミニ講座


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